なぜ生える?外壁に発生するコケ、藻、カビの原因と対策方法

なぜ生える?外壁に発生するコケ、藻、カビの原因と対策方法 家・不動産

戸建てに限りませんが、建物の外壁にコケや藻、さらにはカビが生えることがあります。

なぜ生えてしまうのか?その原因と対策について解説します。

コケ、藻、カビの原因はズバリ「湿気」

コケ、藻、カビの原因はズバリ「湿気」

コケや藻が生える原因は、湿気にあります。

コケは胞子を飛ばして生息域を拡大するので、胞子が付着した場所ならどこでも繁殖ができます。

ただし、コケの繁殖に水分は必須なので、外壁の湿気が多い場所は格好のコケ生えエリアとなってしまうのです。

また、湿気がなさそうな場所であっても、外壁自体の防水性が失われていくとコケは生えやすくなります。

ですから、新築時はコケがなくても、外壁の防水性は時とともに失われていきますから、10年〜20年と経過すればコケはより生えやすく、繁殖しやすくなります。

コケの生える原因は材質や経過年数にもある

コケの原因は湿気ですが、それを知っただけでは不十分です。

まずはコケがどんな場所に生えやすいのか見ていきましょう。まず注目すべきは、材質や経過年数です。

ゴツゴツ、ザラザラの外壁はコケが生えやすい

ザラザラの外壁

コケは外壁のなかでも特に凹凸があるゴツゴツ・ザラザラした表面に生えやすいです。

凸凹がある外壁はそこに水分を含みやすいため、そこのコケの胞子が飛んでくれば簡単に繁殖します。

コケが生えにくい外壁ということを考えると、凸凹したものよりもツルツルしたものを選びましょう。これだけでもかなりコケは生えにくくなります。

コケが発生しやすい外壁の種類とは

コケが発生しやすい外壁の種類とは

外壁にも種類がたくさんあって、コケの生えやすい外壁材はおおむね決まっています。

  • ・リシン塗装
  • ・スタッコ塗装
  • ・セラミック塗装
  • ・コンクリート、モルタル
  • ・凸凹したサイディング

各塗装についての知識は置いといて、ここで挙げた外壁に共通するのはどれも凸凹しているということです。

たとえ見た目は凸凹していなくても、コンクリートなどは表面がザラザラしていますよね。こういう材質はコケが生えやすいのです。

コケが発生しやすい時期

コケが発生しやすい時期

コケは湿気があるところを好むので、やはり春から梅雨にかけて、さらに夏から秋になると増える傾向にあります。

寒い冬の時期はというと、コケは枯れるわけではなく、いわゆる冬眠のような状態になります。あくまでも水分があれば生きていけるので、寒いからといって枯れるわけではありません。

コケが雪に覆われると胞子が飛ばせなくなりますが、雪の下でも枯れることなく生き続けます。それくらい、コケの生命力は強いのです。

新築や塗装5〜6年が経過している

新築や塗装5〜6年が経過している
外壁塗装の塗り替え目安はおおよそ10年程度と言われています。それはあくまでも塗り替えの目安です。

コケは新築や塗替え後5〜6年も経過すれば生えてきます。外壁の条件次第ではもっと早い段階で繁殖することもあるでしょう。

「塗り替えするには早いけどコケが多くて困る」という人は、あとでくわしく紹介しますが、掃除をしてコケを取り除きましょう。

外壁の塗装が劣化している

外壁の塗装が劣化すると、コケが生えやすくなります。

外壁の劣化はなにも経年だけではありません。たとえば外壁を掃除しすぎるとキズがついてしまい、そこがコケの生育場所になってしまうことがあります。

立地の問題でコケが生える

外壁そのものではなく、立地が原因でコケが生えやすくなっていることも考えられます。

立地が原因の場合、メンテナンスの回数を増やすなどして、コケが増えないようにする必要があります。

直射日光が当たらない場所はコケが生えやすい

湿気が多いということは日差しが当たらない場所がほとんどです。

特に直射日光がほとんど当たらな北側の外壁はコケが生えやすいでしょう。

また、南向きであっても、倉庫の屋根や植木鉢などの影になっているとコケは生える可能性があります。

コケを生やさないためには、なるべく外壁を太陽に当てることが大切です。

風通しが悪い

風通しが悪い

風通しが悪い場所は湿気が溜まるため、コケが生えやすいです。

特に家の横や庭に収納ボックシスや植木鉢を置いていると風が通りません。

家のまわりにある物を処分するなどして、外壁の風通しを確保してあげましょう。

家の近くに池や河川がある(湿度が高い場所にある)

家の近くに池や河川があると、湿気を含んだ風が外壁に当たるためコケが発生しやすくなります。

また、森林が近くにある(木が多い)場所に自宅があると、湿気が多くなります。また、森林に生えたコケ胞子も飛んできやすいです。

自然環境は変えようがありませんから、こまめに外壁を掃除するなどメンテナンスを行いましょう。

ただし、外壁は掃除しすぎるとキズがついてしまい、反対にコケが生えやすくなることもあります。

ですから、多くても6ヶ月に1回くらいを目安にお手入れをすると良いでしょう。

近くにコケが生えている建物がある

さきほど説明したように、コケは胞子を飛ばしています。その胞子が別の場所に付着することで、生息域を広げているのです。

つまり、家の近くにコケが生えた建物がある場合、そこから飛んできた胞子が自宅の外壁に付着し、繁殖しやすくなっています。

可能であればコケの生えた建物に除去を依頼するか、それがむずかしければ自宅の外壁メンテナンスを定期的に行うようにしましょう。

なぜコケが生えていると問題なのか?

なぜコケが生えていると問題なのか?

「コケなんてただの植物なんだから、放っておいてもいいのでは?」

そう思う人も多いと思いますが、コケは建物と人間にとって悪影響を与えます。

湿気が原因で外壁の劣化や腐食がすすむ

外壁にコケが生えるということは、そこに湿気が多いということです。

湿気が多いまま放置すると、その水分が原因で外壁の劣化が進み、最悪の場合は腐食してしまいます。

外壁が腐食すれば雨漏りや断熱にも影響が出ますから、コケは放置してはいけないのです。

コケがカビを発生させ、人体に悪影響を与える

コケ自体は問題なくても、コケがカビを発生させ、それが人間に悪影響を与えます。

カビ胞子を人間が吸い込めば肺の病気を引き起こす可能性もあります。

外壁のコケを取り除く方法

外壁のコケを取り除く方法

さて、もし外壁にコケが生えてしまったらどうすればいいのでしょうか?

方法としては大きく分けて3つあります。

  • ・自分で掃除して取り除く
  • ・外壁洗浄の業者に頼む
  • ・外壁塗装やリノベで外壁を変える

自分で掃除して取り除く

外壁全体はむずかしいでしょうが、ほとんどの場合、コケが生えているのは一部分だけのはずです。

コケの範囲がそこまで広くないのであれば、自分で取り除きましょう。

方法は大きく分けて2つあります。

  • ・コケを除去するスプレーを使う
  • ・高圧洗浄機を使う

ホームセンターなどにはコケを除去するためのスプレーが売っています。外壁を傷つけることもないので、範囲が狭ければスプレーがおすすめです。

一方、コケの範囲が広い場合は高圧洗浄機で一気にコケを落とすほうがいいでしょう。ケルヒャーの高圧洗浄機が有名ですね。

外壁洗浄の業者に頼む

コケの範囲が広かったり、自分の手でやるのはむずかしい人は外壁洗浄の専門業者に頼むといいでしょう。

戸建てだと1軒3〜5万円を目安に洗浄してもらうことができます。

近所迷惑にならないように養生をしてくれますし、家の外壁に合わせた洗浄方法を選んでくれるので安心です。

外壁塗装やリノベで外壁を変える

新築から、あるいは前回の塗装から10年以上経過しているのであれば、外壁塗装をあたらしくしたほうが良いでしょう。

コケを除去しても、外壁が劣化していればまたすぐに生えてきてしまうからです。

なにより、耐久性が悪くなった外壁を放置すると、ヒビ割れたり穴が空いたりして建物全体に影響を与える可能性があります。

コケの除去よりも先に、外壁塗装を検討しましょう。

コケが生えない外壁をつくるメンテナンスと外壁塗装

コケが生えない外壁をつくるメンテナンスと外壁塗装

外壁塗装をしたりリフォームするのであれば、凸凹がない外壁材に変えることをおすすめします。

ここまで説明したとおり、コケは外壁の材質によって減らすことができるからです。

また、外壁塗装で防水性を高めることもできますから、気になることはプロの業者に相談するのがおすすめです。

[無料で外壁塗装の優良業者がわかる【ヌリカエ】]

家・不動産
シェアする
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
サイト運営者

Web制作会社代表&ライター / WordPressは得意 / 抹茶スイーツ好き

Harsh Reality™

コメント