これから戸建てやマンションを買うなら、資産価値にこだわりたいところ。
千葉県内で資産価値が落ちない街に住むべき理由をご紹介します。
これから家を買う人が知っておくべき千葉県の人口減少
千葉県に限った話ではありませんが、このさき世界的に人口が減少していくことは確実です。
これから家を買う人は、この「人口減少」というキーワードを念頭において、以下のポイントを抑えておきましょう。
- ・人口減少で物件の価格はほぼ確実に下がる
- ・人が住むエリアが減っていくので、将来的な過疎エリアに住むのは危険
人口減少で物件の価格はほぼ確実に下がる
千葉県に限らず、日本の人口はこれからどんどん減少していきます。
人口が減れば住宅需要が少なくなっていきますから、家や土地の価格は当然下がっていくでしょう。
千葉県の人口予測にはいくつかのパターンがあるのですが、千葉県が発表している中位予測によれば、
平成27年に約626万人に増加し、その後は平成32年約625万人、平成37年約617万人へと減少する。
と言われています。
数字だけ見るとわかりづらいですが、人口が減るのはほぼ確実です。
人口流入が少ないエリアはますます人口が減っていきますから、それが資産価値の減少にもつながります。
人が住むエリアが減っていくので、将来的な過疎エリアに住むのは危険
資産価値の減少とも関連しますが、人口が減っていくエリア=住みづらいエリアになります。
なぜなら、人の往来がないということは、スーパーマーケットや病院など生活に欠かせない施設がつくられないからです。
人が来なければお店も売上が立てられないので、人口が減少するエリアには出店しません。
しかし、もしそのエリアに数千万円の家を買ってしまったらどうでしょうか。不便な場所から他の場所へ引っ越したくても、支払いが残っているから引っ越せません。
将来的に人口減少が大きい過疎エリアに住むのであれば、生活が不便になることを覚悟しなければいけないのです。
自分が買う家に資産価値を求めるべき理由
不動産投資ならともなく、自分が住む家になぜ資産価値を求めるのかわからない人もいると思います。
「一生ここに住むから関係ないよ!」という人もいるでしょうが、そういった人でも私は資産価値を求めるべきだと思います。
その最大の理由は「なんらかの理由で引っ越すことになっても、家を売却できるから」です。
人生なにが起こるかわかりません。たとえ一生住むつもりで家を買っても、引っ越しに迫られる可能性もゼロではないのです。
どんな理由があるかといえば、たとえば以下のようなケースが考えられます。
- ・親の介護
- ・失業、リストラ
- ・離婚
- ・病気、障害
親の介護
実家から近い場所に家を買っていればまだ良いですが、親の介護が必要になった場合、実家の近くあるいは実家に住む必要が出てくるでしょう。
もちろん気合で実家や介護施設に通うこともできますが、移動時間は大きな負担になるはずです。
介護はただでさえ精神的にも肉体的にも消耗しますから、立地的な不便だけは解消したいところ。
万が一介護が必要になっても、資産価値が高い家に住んでいれば売却して引っ越すことができます。
失業、リストラ
いまは仕事が順調でも、不況で失業する可能性は誰にでもあります。
シャープや東芝など、一流企業といわれた会社が危機に陥る時代ですから、誰も安心はできないのです。
家をローンで買っている場合、失業すると支払いができなくなります。
資産価値が高い家に住んでいれば、家を売ってローンを完済できるでしょう。
しかし、資産価値が低い家はそうもいきません。家を売っても、手元にローンだけが残るのです。考えるだけでもゾッとしますよね。住んでもいない家の支払いをしなければならないのですから。
離婚
あまり考えたくないですが、夫婦円満でも離婚する可能性はゼロではありません。
離婚すれば住んでいる家は広すぎますから、引っ越したくなるでしょう。
資産価値が高ければ売れますが、そうでないと夫婦どちらかが住み続けなければなりません。
ムダに広い部屋で一人過ごす毎日…けっこうシンドそうですよね。
病気、障害
病気や障害で多額のお金が必要になったり、あるいはいま住んでいる家に住めなくなることも考えられます。
そうなったときに自宅を売却できるれば、より住みよい環境に引っ越すこともできます。
資産価値の低いエリアに家を買ってしまうと、将来的に買い替えたり売却するときに損をする可能性が高くなります。
家を買う前に、資産価値が高い物件や土地をきちんと調べてから買うようにしたいですね。
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